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エジプト紀行-オーガニック農家

  2008年にプロヴァンスに行った時も、フランスのオーガニック農家の見学をさせて頂きました。
今回は、地中海を隔てて、もっと南にある「エジプト」のオーガニック農家を見学。
同じ「オーガニック農家」でも、気候、風土などが違うので、オーガニック農家のあり方もベースは一緒だけれど、少々違いもあります。

エジプトで採取できるエッセンシャルオイルとして、有名なのがゼラニウム。
なので、どこに行ってもゼラニウムばかりなのかと思いきや、色々な植物がありました。
これは、ビターオレンジの木。
ビターオレンジリーブス(プチグレン)など、何種類かのエッセンシャルオイルが取れる。
隣にちょっこりあるのが、ローズマリー。
これは、虫よけのために植えてあるとか。殺虫剤を使わないで、植物の特性でカバーなんですね。

Photo

次は、水路に沿ってのレモングラス。
Photo_2

これも、虫よけ効果を狙っているのですが、もうひとつの目的が、水路の確保。
レモングラスは、広く根っこをはるので、水路が崩れにくくなるんだとか。
オーガニック農園は、可能な限り植物でカバーするんですね。

摘んだジャスミンだって、ロバが運んでくれます。
排気ガスの出る車は、使いません。
Photo_3

ロバの通る通路もこの通り。
雑草を細かく刻んだチップが敷き詰められています。
これは、土が植物の光合成を妨げるのを防ぐためなんだとか。
すごいこだわり。
Photo_5

そして、雑草を取る家族たち。周りにはエジプト鷺が。
人間が草を取り、鷺が虫を食べる。
Photo_6
おじさん、何故かカメラ目線。

Photo_7
鷺は、お仕事に熱中してます。
エジプト動物たちは、みんなこんな感じでスレンダー。
(うらやましい

さて、農場の見学が終わり、その後は蒸留所の見学へ。

今回は、溶剤抽出法というヘキサンを使って、お花などのデリケートな植物から、芳香成分を取り出す方法も見学することが出来ました。
ヘキサンじたいを何度も何度も蒸留し人体に安全な状態にするのだそうです。
最初の10%、最後の10%は捨てて、真ん中のいい部分だけを使用。
この安全性へのこだわりがすごい。
「溶剤抽出法は、イヤ」と「ヘキサン」や「溶剤」という言葉だけでシャッタアウトしていた自分を反省
やはり、現地を見ずに判断してはいけませんね。
そうは言っても、どこもこのA Fakhry & Co.のようなこだわりを持って、作ってくれているとは限らないのですが…

Photo_8
これは、蒸留待ちのジャスミンたち。
蒸留所は、ジャスミンの芳しい香りに満たされています。

Photo_9
蒸留釜にジャスミン投入。
ひとかごいれては、中に仕切りを入れて、7層にします。
そうしないと、釜の中でジャスミンが飛び散っちゃうらしい。

Photo_10

これが、その仕切り。けっこう重そう。
7層入れたら、さて蒸留開始。
使用する蒸留する時間、蒸留温度などは、もちろん企業秘密
蒸留技術職人たちの腕にまかされているのです。
その日の気温、お花の状態などで、微妙に温度や時間などを変えて行くんだとか。
システマチックには行きません。まさに、職人技ですね。
この蒸留技術者たちも、代々受け継がれているようです。
一朝一夕には、この技術も身に付かないのですね。

さらに、この農場で、今試している栽培所も見せて頂きました。
フランスなどから輸入してきた、植物をどのように増やしていくか?
エジプトのほうが暑いので、太陽光線から得られる成分は、フランスよりは高いはず。
なので、エジプトで、さらにいい植物を栽培することが出来るかも!ということで、果敢に取り組んでいるようです。

最後に、その農場主のフセイン氏と。
エジプト、王族の末裔だそうです。
どことなく品のあるお顔立ち。
エジプトに対する熱い思いが、農業を通して感じられるステキな方でした。

Photo_11
アタシは、めっちゃ疲れ顔

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